自分のキャリアについて① キャリアプログラム受けました編

ここ最近記事更新を怠っていた。別に書かなきゃいけないわけじゃないのだけれども。前回更新から色々人に会ったりして考えることが多かったので書いてまとめてみたい。

 

まず、仕事について。このテーマについては今後増えそうなのでナンバリングしておく。

 

先日、大学の部活の先輩の紹介で、キャリアについて考えるセミナーというかキャリアプログラムというか、個人面談みたいなのを受けてきた。

その大学の先輩は、ある保険会社のバリバリの営業マン。大学の3つ上の先輩なので部活をやっている当時はそれほど絡みがなかったが、部活以外のところでなぜか可愛がってもらって自転車もらったり、卒業後もよく会って飲んだりしている。

その際保険の勧誘を受けて流されるまま加入して、結婚後元妻に「縁を切れ」といわれてやめてそれ以来会っていなかったのだが。

まあその時に保険の勧誘ってこういう感じなんだなというか、人の裏が見えてそれはそれで勉強になったのだけれども。

 

先週、その先輩が飲みに誘ってくれたので、久々に会った。一応事情を話して金が一切ないということで保険に再加入という話はなかったが、その人のつながりでキャリアについて考えるプログラムがあるから受けてみないかという話をいただいた。

単純に今仕事について悩んでいるだろうということで紹介してくれた。

とりあえず少し疑うのはやめにしておこうと思った。

 

そしてそのキャリアプログラム受けてきたわけだが、そのプログラムの話し相手(?)は、先輩が勤めている保険会社の支社長をしている方。第一印象ですぐわかった。この人はエネルギーがハンパなく営業職としてはめちゃめちゃすごい人だと(語彙力なさ過ぎてはずかしい)。僕の勝手なイメージ通り、肌が浅黒い人でした。悪い人ではないです。

 

先輩の計らいで今の僕の状況については理解してくれている上で話をしてくれた。

というか半分ぐらいは雑談という感じで進んだわけだが。

 

以前にここでも書いた、自分なりの今の仕事に対する考えを話したりした。

向こうからも色々話をしていただいた。

 

思考の整理のために、箇条書きでその時印象的だったことと感じたことをまとめておこうと思う。

・仕事は「人生でやりたいこと」を叶えるための「ツール」だ。

 その人は、人生でやりたいことが「長男なので親に月20万の仕送りを送りたい」「子供2人を海外の大学に行かせたい」というやりたいことがあったから、やったらやった分稼げる今の会社に入社したとのこと。

 

・「今、めちゃめちゃ自己肯定感低いよね」

 普通に話をしているつもりだったが、話の序盤で突然言われた。自分ではそう考えていなかったので、かなりショックを受けた。これについては別にまとめたいと思う。

 

・「自分が元気だから、人に元気を与えられるんじゃないかな」

 「どういう人になりたい?」という質問をされて、僕が「お前に会うとなんか元気出るわって言われる人でありたい」といったところ、「僕もそういわれるんですよねー」と言っていたので、「なぜそう言われると思いますか?」と尋ねたときの答え。

 なんかシンプルだけど、芯喰った言葉だと感じた。

 

・凡事徹底

 当たり前のことをしっかり徹底的にやっていくこと。それが何よりも大切だということ。

 その人の座右の銘らしい。持ってるスーツ全部の裏に刺繍しているとのこと。

 

・すごく話を引き出して、巻き込む能力が高い人たちだと感じた。

 紹介してくれた先輩も、その話をしてくれた方も、どちらも話を引き出す能力、自分の話に巻き込む能力が高いということをすごく感じた。これが営業力の高い人たちなのかということを見せつけられたような気がした。自分も人の話を聞くということにはそこそこ自信があるというか、自分が大切にしていることなので自負はあったが、上には上がいるということを見せつけられてなんとなく僕は自信を失った感じがある。

 

・「人生でやりたいこと」は、すぐにハッキリしてくるものじゃない。

 話の最後に、僕が「まずは人生でやりたいことをハッキリさせてから、それを叶えることができるのはどういう仕事なのか考えていきたい」と話したときに言われたこと。

仕事を真剣にやっていくうちに、だんだんとやりたいことがハッキリしてくるとのこと。

だから今考えすぎて焦って「自分はこうしたい!」ということを見つける必要はなく、もっと手前にあるやりたいことを叶えるということを考えた方がいいよというアドバイスをいただいた。

「まずは目の前の、心身ともに元気になって就職して家族を安心せるとかそういうレベルのことから考えた方がいいかもしれないね」といわれ、ハッとさせられた。

 

 

僕の状況が状況だったため、普段のキャリアプログラムとは違う形で進行して、本当に雑談という感じで、話が行ったり来たりしたのでまとまりはないが、なんとなく心に残ったのはこういったことだった。

 

そのほかにも、その会社の仕事だったり、生命保険業界の話だったりも少し伺った。世の中には「年収2000万が当たり前、トップの営業マンは年収3億」という世界があることを身近で感じたのでそれも衝撃であった。

 

このキャリアプログラムを通じて、なんか考えすぎていたなというのが一つ感想としてある。

 

「人生の目的」が僕にとっては「周りの人を元気にして、ゆとりのある生活を与えたい」ということだ!とか色々考えていたけれど、もっとシンプルというか手前にやりたいことがあってそれを叶えるために仕事をするというのがまず最初のステップなんじゃないかなと思った。

 

少し肩の荷が下りたというか、行動する足取りが軽くなったような、そういう感覚を得られたので非常に有意義だった。

 

帰り際に先輩から、その会社の人たちの入社エピソードが書かれている本と、その会社の営業の考え方について書かれた本を貸してもらった。今それを読んでいるところだが、これについても別でまとめたいと思う。

 

 

一応このキャリアプログラムは3部構成で目的は社員のスカウトらしい。

次回営業とはどんな仕事かという話、最後は入社するにあたっての試験とか面接とかという話になってくるらしい。(だんだんどこの会社かわかってきてしまいそうだけれども)

 

話を聞くかぎり、正直できる人は爆裂に稼げる世界のようなので金という面では魅力的だが、自分には絶対向かない世界だと思うので最後の段階まではいくつもりはない。

でもその「絶対向かないと思う」という感覚が正しいかという答え合わせのためにも、次回のプログラムまでは話を聞いてみようと思っている。

 

今までみたいに流されて入社する方向で進まないように気を強く持とう。