書くことについて
自分でもびっくりしていることがある。
このブログを書いていて、自然とスラスラ言葉が出てくることだ。
自分が何かを書くことにこんなに熱中できるとは知らなかった。29歳にして新たな発見だ。
このブログを始めてまだ初日だけれども、書きたいと思うテーマが50個以上浮かんでいる。驚き。
思い返せば、何かを書く行為は昔から結構好きだったなと思った。
中高の試験や受験の時は、テキストに書いてある重要なことだったりを自作ノートにまとめるということをひたすらしてきた。効率はめちゃくちゃ悪かったが、当時は結構夢中になって書いていたものだ。
この度実家に帰ってきて自室の片づけをしているとき、浪人時代も合わせたら50冊ぐらいのノートが出てきてびっくりした。すごくきれいに色分けとかもしていて、我ながらよくやるなと思った。
昔から一人で思い悩むことが多く(今もそうなのだが)、そういう鬱屈した気持ちを収めるためにメモ帳にいろいろ書きなぐったりもしていた。片づけをしているときそのメモ帳が何冊も出てきてだいぶ恥ずかしい気分にもなった。
社会人になってからもメモ帳はよく使っている。大体整理がついていないようなことが殴り書きされているので、見返しても何も役に立たなかったりするのだが。
こう振り返ってみると書くことは自分にとって重要な行為になっているということがわかってきた。
書く自体が、自分の頭の中のモヤモヤを吐き出すというストレス発散にもなる。
文字にしてみることで、自分がどう思っているかとかをラベリングできて思考が整理されるという面もあると思う。
「メモは見返すためにある」とよく言うが、私はあまり見返すということを意識していない。
意識すると自由に書けなくなる。「書く」という行為自体が目的なので、見返すことはそれほど自分にとって重要なことではないんだなと、今このことを書きながら思った。
ちなみにブログはきれいな文字で残るので、考えてることが見返せていいなと思ってる。
書くことが好きということが転じて、毎日日記を書くようにもなった。
できるだけ毎日、書けない日や期間もあったけどなんだかんだ3年ぐらい続いている。
ほんとに大したことも書いてないし、だれに見せるわけでもないので好き勝手書けて結構楽しい。
書くためには文房具が必要で、お気に入りのノートとペンを探しているうちに文房具も好きになった。
今は普段のよしなしごとはロールバーンのLサイズメモに、日記はMDノートに、ペンはSARASAのマルチタイプのものを使っている。ステッカーを貼ったりして自分オリジナルの文房具を作って、これまた楽しい。
「書く」という行為から、いろいろ広がっているなといま改めて実感している。
特に今は一人でいる時間が多く、いろいろ思いを巡らすことも多く、でも誰かと話すわけでもないので、その対象がこうしたブログやノートへ向かっていく。
そうして書くことで頭が整理されて、自分の考えとしてまとまっていく。
モヤモヤが吐き出されて頭がクリアになっていく。
その感覚が好きなので、書くことが好きなんだなと思った。
以前、「メモの魔力」という本を読み、ほかにもノート術・メモ術みたいな本を数冊読んだことがあり、いろいろなメモの使い方・書き方などが書いてあって参考にしてみたが、結果その人に合ったメモの使い方があるので、そんな型にはめてやらなくてもいんじゃないかなと思うようになった。
ただストレス発散法だったり思考の整理として「書く」行為はとてもおススメなので、なんかモヤモヤとした感情になったときは、とりあえず頭に浮かんでいることをそのまま書く程度でいいからやってみることをおススメしたい。
個人的には書くことは今後もライフワークにしていきたいなと思うので、このブログも続けられるだけ続けたい。
あまり人に見られることを意識していないので、まとまりのない文章だったり恥ずかしい内容だったりするけれど、さらっと読んでもらえるだけで私の承認欲求が満たされるので今後ともお付き合いください。